記事切り抜き。

 

 

 

サッカースクールのコーチがこんなこと言ったら不思議に思われるかもしれないけど、コーチを32年間やってきて、全く持ってそう思うんです。 

 

 

 

 

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インサイドキックの蹴り方とかシュートの打ち方とかを一生懸命教えている若いコーチがいて、それを外から輝く目で見ているママさんたち。そんな風景を微笑ましく思えない私はただのひねくれ者なのかもしれない。 ちゃんと”教えてくれる人”と”しっかり教わる子供”。その設定だけが健全のようにみえるけれども、そこに真実はない。市場で求められているのは、誰もが健全だと思える光景だけで、中身なんて空っぽの場合が多い。 サッカーのコーチが世の中に求められているのはそんな健全な光景だけである。しかしサッカーはそんなもの求めていない。サッカーの本質をしっかり学び理解しなければ、世の中の嘘に振り回されるだけだ。

サッカーは誰かから教わるものではない こういうプレーは誰かに教わってできるようになるものではない。いかにボールと友達になれるか、いかに相手を騙してゴールに辿り着くかを争うゲームである。相手をこうやって騙してこうやって抜いて、こうやってシュートを打ってという教科書もないし、ゴールまでの過程に正解はない。

 

 

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だから、あまり教えたくないんです。

子どもたちが気付くの待っている事が多いんです。

(それが全てではないけど…)

 

その代わり、子どもたちを良く観察するんです。

で、『こんなんやったら、こんなことに気付きそうだな…』って

環境設定を心がけるんです。

 

あとは、ベストのタイミングで認めてあげること、褒める事。

煽る事…(笑)

 

 

 

そういう環境で子どもの主体性を引き出す事が出来れば

コーチなんていなくても自分自身で成長していくような人間になると思ってるんです。

  

 

 

 

 

 

 

 

って言うのが

コーチとしての今のところの自分の考えです。

m(__)m