応援について

我が子に活躍して欲しい気持ちは親は誰でも一緒です。

でもでも、少しこんなところを心に置いておいて下さいm(__)m

 

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●ジュニサカ入イレブンより抜粋
 
今回は親が「やってはいけないこと」です。

はじめに断りますが今回の内容は少しショッキングに受け取る方もおられると思います。
ただし、この内容はJFA公認コーチ講習会でも触れられていることです。
お子さんの試合観戦は親なら誰でも白熱してしまいますよね。
当たり前のことですしどんどん熱くなって応援すれば良いと思います。
ただ、これだけはやってはいけないことがあります。
しかし、多くの試合で私もその場面を目の当たりにしてきました。

そのほとんどは熱心なお父さんがしている場合が多いです。特にサッカー経験者や詳しい人に多いのです。ほとんどの場合コーチも気づいているのですが、保護者さんに気をつかって黙って見過ごす場合がほとんどだと思います。

しかし、講習会ではその行動については当該保護者ときちんと話し合いやめてもらう事を推奨しています。

その内容とは?
お気づきの方も多いかと思います。

「フィールドの横に立ち選手に聞こえるように指示を出してしまう行動です!」
 
例えば、
「右にパスだせ!」
「逆サイドを見ろ!」
「ドリブルするな!」
「キーパー!」
「シュートー!」
 
その他まるで監督かコーチかと間違うくらいの細かい指示を出されている方もいます。

普通の応援での指示はせいぜい
「集中!」とか「ディフェンス!」「ボールをよく見てー!」とか当たり前のことに限定するべきです。

なぜダメなの?指示出せば勝てるでしょ?という意見もあるかと思います。

まず第一にサッカーはリスペクトのスポーツです。
試合中に監督やコーチを差し置いて細かい指示をだすということは監督やコーチに対するリスペクトが欠如しています。
そして、監督やコーチを信じて普段の練習に取り組んでいる子供たち選手へのリスペクトも欠如しているのです。

監督やコーチは指示が悪いとか指示しないなどの不満や言い分があるのであればチームを移籍する覚悟を持つべきでしょう!
 

第二に子供たち選手はウイニングイレブンなどのコンピューターゲームの駒ではないと言うことです。
右だのドリブルだのシュートだのパスだのそんな細かい指示通りに動くことはできないのです。
しかも、外で見ている人が右だと感じて言葉にだすまでの間にその瞬間は過ぎています。そういう指示は現実では過ぎ去った過去なのです。
もう過ぎ去った瞬間のことに対して右だのシュートだのの指示は無意味だということです。
もし、皆さんのチームの監督やコーチがこのような指示を出しているとしたら移籍をおすすめします。
 
第三に子供たちが混乱することです。チームでは試合に入る前に共通の指示や個人的な指示がコーチから出されていることがほとんどです。
その指示を聞いていない外部の大人が無責任に指示を出せばチームが混乱することは当たり前です。
 

第四に子供の自主性を奪うからです。今日本のサッカーは組織だけから個の力へシフトしようとしています。個の力とはテクニックだけではないのです。それは、判断力です。
判断力とは正しい答えをできるだけ早く決断する力です。テクニックはそれを表現する力です。
誰かの指示を聞いて指示通りに動くこととはまったくの逆の力が必要とされているのです。
キーパーの選手が「キーパー!」という叫び声のおかげで飛び出して、ゴールを阻止できたとしても、それは自分自身の判断ではないのです。
次はどういう基準で彼は飛び出すタイミングをはかるというのでしょうか?

このように全くプラスになることがありません。
チームによってはそれをよしとしているチームもあるかもしれませんが一般的には考えられないですね。

もし、自分自身がそんな行動をしてしまっているのならできるだけ改めてほしいと願います。
まあプロサッカーの試合を見ながら野次を飛ばすのは相手もプロですからOKだと私は思いますので、どうしても指示出したい方は是非Jリーグの試合の観戦をおすすめします。
 
 
後略
 

 

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では、
どんな掛け声なら
どんな内容なら良いのか…
こんな記事を載せておきます(^^)/
 
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●サカイクより抜粋

 

 

■プレー中は「だまって見守る」が基本

 

「なんでそこでシュートを打たないんだよ」
「なんで言われことができないんだ!」
「気合が足りないんだよ」
 
試合中にこんな声かけを耳にすることはありませんか? 
自分で言っている人もいるかもしれません。
プレーしている子どもたち以上に見ている親は白熱し、応援に力が入りますが、これは応援でもなければ、「導く」ための声かけでもありません。
 
 
単なる見ている側の要望。
 
 
こんな声かけをされても子どもたちは、「よし、がんばろう」と前向きにはなれません。
子どもたちには彼らなりの考えがあり、シュートを打たなかったのは「もっと良いチャンスをねらっていた」のかもしれません。
自分なりにがんばっている中で「なぜできないんだ」と言われてしまうと、反発心が出てしまいせっかくの言葉もただ怒られたとしか感じられなくなります。
 
子どもたちが指導者や保護者に反発心を抱いてしまうのは、本当に残念なこと。練習や試合に前向きな気持ちで取り組めなくなってしまいます。
 
では、どのような声かけがいいのでしょうか? 
 
石川さんは「基本的にサッカーに取り組んでいるときは、だまって見守る」ことが大切だと言います。
 
どうしても声をかけたいなら「いける!いける!」「いい感じだよ!」などの励ます言葉をかけましょう。
 
プレー中に前述したような言葉をかけ続けると子どもが委縮してしまい、からだがかたくなって、良いプレーができなくなってしまいます。
 
声かけをするのはプレーをしていないときに。
「あの場面では、どうしようと思っていたの?」と子どもの気持ちを聞いてあげたり、「この前伝えたことは、どのくらいできたと思う?」「もっとうまくなるには、どうしたらいいと思う?」と、子ども自身が考えるように促す声かけが有効です。
 
そうすることで自分から“がんばろう”という意欲が出て、自発的に練習にも取り組めるようになるはず。
 
「走れ!」「がんばれ!」などと応援しているつもりの声かけにも要注意です。
 
 
命令形ではなく、「がんばっているね!」「いいよ、いいよ」「ナイスシュート!」「ナイストライ!」などと、できていることを認める声かけを増やしましょう。そうすることで「気合を入れろ!」と言われなくても、自然と気合が入っていくと思います。
 
 

■応援メッセージを送り続ける

とはいえ、「まだまだ子どもだから、私が教えてあげないと何もできない」と思っている方も多いのでは。
でもこれでは子どもが「うるさい」と反発を覚えるか、逆に、「言われたことだけやればいい」と自分では何も考えなくなったり、「誰かがやればいい」と他者に依存するようになってしまいます。
 
 
「教えてやるんだから、素直に聞け」という上から目線ではなく、子どもの目線に立ち、どうすれば自分でできるのか、どうすればもっとできるようになるのかを一緒に考え、困ったときにヒントを送るというスタンスが大切です。
 
子どもが自分自身で考えることができるように関わることで、今何をするべきかという判断ができるようになります。
 
そのためには、子どもの自主性を尊重することが第一。親から考えたら効果が薄いと思うことでも、自分で決めたことはやらせましょう。
 
そして「あなたならできる、いつも応援しているよ」というメッセージを送り続けながら、見守ります。うまくできたときには「がんばってるね」「よかったね」と褒める言葉をたくさんかけましょう。
 
子どもは褒められることで、自分の行動に自信が持てるようになります。
 
うまくできなかったときは下手に励ましたり、責めたりせず「次はできるよ」と応援メッセージを伝えます。信頼して任せることで、子どもは見守られていると安心して、さまざまなことにチャレンジできます。
 
 

■自己肯定観が、子どもの力を引き出す

「あなたのためだから」と言って、子どもの意見を聞き入れず、親の希望や価値観を正しいこととして押し付けていませんか? 
 
 
それでは子どもは自分の意見を尊重してもらえないと、親への不満を覚え、素直に話が聞けなくなってしまいます。
 
 
 
 
「子どもが困らないように」と、先回りしてあれこれ手を出していませんか? 
 
それでは子どもが自分で考え、解決する力を奪ってしまいます。
 
 
 
「大丈夫?できる?」と、心配ばかりして、どこにでも付いて行っていませんか? 
 
それでは子どもは、自分は信用されていないと感じ、自己肯定感が下がってしまいます。
  
子どもには「やる気を持っている」「自分でできる子」と信じて接しましょう。
 
親が思っている以上に、子どもは自分の考えや力を持っています。信じて見守るということは、親にとっても勇気がいることです。
けれど、自分を信じてくれているという自己肯定感が、子どもたちの力をさらに引き出すのです。
 
「練習しないと、レギュラー外されちゃうよ」などの恐れによる動機づけでなく、「がんばって練習をしているから、もっと点が取れるようになるね」という、期待による動機づけをしましょう。
 
同時に「やらないと叱られるからやる」ではなく、「こんなに楽しいからやる」という動機づけができるといいですね。
 
子どもたちが、指導者や親からたくさんのことを吸収して、よりサッカーが楽しいと感じられるようになるには、わたしたち親の毎日の接し方が大切です。
 
 
自ら考えて行動できるようになるために、見守ることを心がけましょう。
練習中や試合のときは、子どもたちががんばれる声かけで。
 
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試合の時は、だま~~~~~って
笑顔で見ててあげるのが一番問題なさそうですね…(笑)