強豪との対戦。

 

  

 

 

 

大差がつきそうな相手との対戦。

 

 

 

 

 

  

 

 

試合前のミーティングで

 

 

『相手、相当強いよ』

 

『おそらく、前半に10点取られて、後半にも10点取られると思うから、20点くらいの点差になるんじゃねーの?』

 

と、子どもたちに言って見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやいや、それはさすがにないよ…」

 

と、子どもたちの反応。

 

  

 

  

 

 

 

 

 

『あ、そう…』

 

『じゃ、5点は絶対取られるよ…』

(前半5失点、後半5失点の、最低でも0-10の敗戦…という意味)

 

と、断言するコーチ。 

 

  

 

 

 

   

  

 

 

 

 

 

「10点取られなかったら、どうする?」

 

と、子どもたち。 

 

 

   

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

『土下座して謝るよ…』

 

『まあ、ありえないけどね…』

 

と、答えたコーチ。

 

 

 

 

  

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

  

『あ~~~やってやろうじゃねぇ~~~かぁ~~~~~!!!!』

 

 

 

と、奮起する子どもたち。

 

 

 

  

 

  

 

  

 

 

 

   

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前半終了

0ー3

 

 

 

  

 

   

 

 

 

 

 

  

 

  

 

  

 

   

 

 

試合終了

0ー4

 

 

 

 

  

  

 

 

  

 

敗戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど…

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

「どうだ見たか!!」

 

と、言わんばかりに胸を張って帰って来る子どもたち。 

 

 

  

   

 

 

 

 

  

 

 

 

 

当然、ちゃんと膝をついて子どもたちをお出迎えをしたコーチです(笑)

 

 

  

 

  

 

  

 

 

   

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

それから6年後

 

中学3年生になり

 

その子たちの大半がいるサッカー部が

 

地区のトーナメントで優勝し

次のステージに進んだと報告を受けました(^^)