敬意。

 

 

 

笑いながら楽しそうに話す電話の声が

リビングから聞こえてくる。

 

 

 

 

声の主は、カミさんで

電話の相手は『お友達かな…』なんて思っていたが

 

 

 

話す内容を聞いていると

どうやら電話の相手は長女のようだ。

 

 

 

先日に長女は、ある事で怒って

カミさんとの電話を切っていた。

 

 

 

もちろん、カミさんからその報告、相談も受け

私としては、『解決に時間のかかる案件』として把握していた。

 

 

  

 

電話内容をよくよく聞いていると

その時間かかるはずだった案件を笑いながら話しているのである。

 

 

 

 

そして、察するにこの案件は、ほぼ解決している模様。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

・・・

 

 

 

・・・

 

 

 

 

これ

 

多分

 

俺には出来ない。

 

   

  

 

 

 

 

 

センスと感覚だけで我が子と接してきた人間には

入る事が許されない領域なんだと感じました…(笑)

 

 

 

  

 

 

  

  

 

   

 

 

 

  

 

  

 

 

  

 

 

 

  

  

  

  

 

 

 

 

  

 

 

  

 

    

  

 

 

  

 

 

 

 

  

  

 

 

彼女が自問自答を繰り返し

苦しみつつも決して投げ出す事無く

我が子に寄り添って歩み続けてきたのを私は知っています。

 

そこに敬意を払わずして

父親として存在する価値はあるだろうか。

 

今後、肝に銘じておきます。