埋もれていた以前に書いたものをここにリメイクしておきます。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
『この子たちは、普段からあまり認められて（褒められて）ないのかな…』
というのが
私の第一印象だった。
せっかくのチャンスにシュートを打たず
パスを選択して失敗、そして両手を合わせて周囲に謝るポーズをする…
『楽しんでる…』という感じはあるものの
時より見せる自信のない消極的なプレーを見て
私はそんな風に思った。
もう数年前…
息子が小６の時にお友達と有志チームを組んで市主催のサッカー大会に参加する事になり、そのチーム監督を私は頼まれていた。
急造チーム…
きっと、『名前』だけのお飾りの監督で良かったと思うのだが。
そんなのは指導者としてのプライドが到底許す訳もなく(笑)
子どもたちに「練習」を提案し、登校前の30分
自分たちで、校庭使用を校長に掛け合って始めた朝練初日に受けた印象。
そして、その次に思ったのは
『みんな、ぜんぜん上手いね…』
と、いうこと(笑)
地元の少年団の子が８名
地域のクラブチームの子が２名
そんなメンバー構成のチーム。
ちなみに
少年団の子は自分たちのチームの事を
『弱小チーム』とハッキリ言ってました(苦笑)
・私が君たちを良く知りたい…という事（仲良くなりたい…という事）
・『大会に備えて練習に励んでいる…』という実感を持つ事
・朝からサッカーを存分に楽しむ事
そんな３点が、この朝練の目的だと子どもたちに話した。
で、
そんなこんなで３週間…
寝坊や遅刻
当然あり…(泣)
でも、そのおかげで
ちゃんと来る子には信頼をおけるようになった。
寝坊した子には、しっかりと悪態をつけるぐらいの仲になれた。
大会は２日間。
初日、クラブ組の息子は所属チームが都大会出場の為、不参加。
（ご理解を頂き、私も息子の試合観戦）
でも、試合の終了直後に駆け付ける事が出来た。
到着した私たちに気づき
駆け寄って来て、色々と報告をしてくれる少年団組。
どうやら１勝１敗だったらしいのだが…
『ドリブルで二人抜いたけどシュート外しちゃった…』
『俺は１点入れた！！』
『俺も１点入れた！！』
『負けたけど、２日目に２試合勝てば優勝の可能性はあるっ！！』
と、次々にほぼ全員から
話が溢れ出してくる……
当然、目は輝いている。
終了です。
監督しての任務が終了しました…(笑)
試合を見ずして
その役目を終了してしまいました…(笑)(笑)
あとは、この子どもたちと
大会２日目を存分に楽しむだけです！(^^)/
『朝練２』へ続く…