朝練パート2。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『この子たちは、普段あまり褒められて(認められて)ないのかな…』

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかくのチャンスにシュートを打たず

パスを選択して失敗、そして両手を合わせて仲間に謝る…

 

 

伸び伸びとプレーしてはいるものの

時より見せる自信のない消極的なプレーを見てそんな風に思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子が学校のお友達と

有志でチームを組んで市内のサッカー大会に参加。

 

 

 

 

 

私は、そんな急造チーム監督を頼まれていた。

 

きっと、『名前』だけのお飾りの監督で良かったと思うのだが

そんなのは指導者としてのプライドが到底許す訳もなく…(笑)

 

子どもたちに了解を取って

サッカー大会までの3週間、月曜日~金曜日に

朝練を始めた初日の事で

 

 

それがその子たちに感じた一番最初の印象だった。

 

 

 

 

 

 

そして、その次に感じた事は

『みんな、ぜんぜん上手いじゃん…』

と、いう事。

 

 

 

 

 

 

 

地元でもそんなに強くない思われる少年団の子が8名

地元では強豪と言われるクラブチームの子が2名

 

そんなメンバー構成のチーム。

 

 

 

ちなみに

少年団の子たちは自分たちで

『弱小チーム』と表現していた…(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

・私と子どもたちが仲良くなる事(良く知りたい…という事)

・『大会に備えて練習に励んでいる…』という実感を持つ事

・朝からサッカーを存分に楽しむ事

 

 

そんな3点が朝練の目的だと子どもたちに話した。

 

 

 

 

 

 

  

寝坊や遅刻

当然あり…(泣)

 

 

 

でも、そのおかげで

ちゃんと来る子には信頼をおけるようになった。

寝坊した子には、しっかりと悪態をつけるぐらいの仲になれた。  

 

 

 

 

 

大会は2日間。

 

 

 

初日はクラブ組2名は都大会出場の為、不参加

でも、私と息子は試合の終わり際に駆け付ける事が出来た。

 

 

 

 

到着した私たちに気づき

駆け寄って来て、色々と報告をしてくれる少年団組。

 

 

 

どうやら1勝1敗だったらしいのだが…

 

 

 

 

『ドリブルで二人抜いたけどシュート外しちゃった…』

『俺は1点入れた!!』

『俺も1点入れた!!』

『負けたけど、2日目に2試合勝てば優勝の可能性はあるっ!!』

 

 

 

 

と、次々に話してくれる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当然だが、

目は輝いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終了です…

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

監督しての任務が終了しました…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合を参加せずして

役目が終了してしまいましたね!(笑)

  

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

あとは、この子どもたちと

大会2日目を存分に楽しむだけです!(笑)

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

1番おとなしかった1人の子。

 

 

 

納得がいかなかったのか

『自分が不甲斐ない…』

と、ベンチで悔し泣き。

 

 

 

 

 

 

私は内心、ちょっとビックリしつつも

 

「大丈夫!悔しいのは良い事…」

「でも、泣いてるヤツを出場させる事は出来ないからね…」

 

と、たしなめる。

 

 

 

次の決勝戦

 

 

 

 

値千金の決勝弾をあげ

悔し泣きが歓喜の雄叫びに変わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホント、子どもは分かりません(笑)