静観。

 

 

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わたしたちは、自分で考えて、自分で行動できる子供を育てなければなりません。

わたしもそうでしたが、昔の子供は自分で勝手に考えて行動していました。

 

それがたとえ間違いだとしても、自分でやりたいことをやっていました。

だからといって「昭和の子供は偉かった」と言うつもりはありません。

 

昔は勝手に遊ぶ場所、時間がいくらでもあったのです。とても大らかな時代でした。

 

残念ながら、いまは違います。

 

都市部では、子供だけでサッカーをする、野球をするという光景はほとんど見られられなくなりました。

 

大人がいる環境で子供が遊ぶ。

 

こうなると自然と大人が指示を出すようになり、子供は指示を守ろうとするようになります。これでは精神が受け身になってしまって、自分で戦術やシステムを編みだそうとする姿勢は生まれません。


だからといって、いますぐ大らかだった時代に戻そうとするのも無理な話。

となると大人があまり口を出さず、見守るということが大事になってくると思います。


指導者は自分が学んだことを試したくなるものですが、そうした気持ちをグッとこらえて見守ることが大事なのです。

 

子供たちが自分で遊びを考える、その中でルールを創り出していく。見守ることで成長を促してほしいのです。

 

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ある本の一文を抜粋させてい頂きました。

 

私も、指導者を始めて28年間

それなりに沢山の子どもに関わらせて頂きました。

  

その中で『指示待ちの子』が多いと実感しています。

 

 

 

そして、子どもの『指示待ち』に気づけない大人も多いと感じています。

 

 

  

 

 

 

 

  

 

スクール中、私自身も敢えて静観している時があります。

 

ご理解を賜りますようお願い致しますm(__)m